Googleの検索結果に星付きの評価を表示するには、以下の3つのステップで設定を行ってください。
1. スキーマコードを生成する
2. スキーマコードを埋め込む
3. インデックス登録をリクエストする
なお、ステップに進む前に以下の点にご注意ください。
表示させるページ内に、レビューウィジェットの埋め込みが必要です。
表示可能なページは、下層ディレクトリのページです(トップページ以外)
詳細なスニペットの仕様、ガイドライン、実装方法については、貴社にてご確認・ご判断いただきますよう、お願い申し上げます。
ステップ 1: スキーマコードを生成する
ホーム画面左側のメニューバー内「ウィジェット」をクリックしレビューフィードページを表示します。その中から該当するフィードの編集ボタン(画面右のアクションの列に表示)をクリックしてください。
ステップ 2: スキーマコードを埋め込む
「スキーマ」タブをクリックしてページに進むとスキーマコードが表示されています。コードの右上にある「Copy Code」をクリックしてスキーマコードをコピーします。
あとはコピーしたコードを該当ウェブページのヘッダー部分に貼り付けるだけです。
なおGoogleの公式ガイドラインでは、スキーマコードは特定の商品やサービスのページに埋め込むことが推奨されています。
このほか口コミを利用したスニペット表示については、詳細な仕様をGoogle公式ガイドラインにてぜひご確認いただきますようお願い申し上げます。
ステップ 3: インデックス登録をリクエストする
次に、Googleに最新版のウェブページであることを認識させるために、ウェブページのURLを送信します。
設定は、Googleサーチコンソール上で、以下のステップで行ってください。
新たなクロールをリクエストした後は、変更が検査結果に反映されるまでに数日かかることがあります。
Note: スキーマコードの使用によりSEO効果を少し向上させることが期待でき、最終的には検索結果表示順位の改善につながります。
口コミの総合評価を表示させる注意事項
リッチリザルトを使用して口コミの総合評価を表示させる場合には、Googleが策定したガイドラインに準拠することが必要となります。2021年10月現在で公開されている情報の中から、重要な点を抜粋してご紹介いたします。
技術に関するガイドライン
特定(個別)の商品に対する口コミであること
複数の商品の口コミをまとめて、カテゴリーページ等に構造化データを記述することはガイドラインの対象外となります。特定(個別)の商品またはサービスに対する口コミのみを、該当する商品ページに構造化データとして記述することでリッチリザルトの対象となります。
構造化データを追加したページに分かりやすく口コミを配置していること
Google検索で口コミのリッチリザルトが表示されている場合、ページ内でその商品の口コミを簡単に確認できることが期待されます。構造化データを記述したページ内にユーザーに分かりやすく口コミを配置することでリッチリザルトの対象となります。
他のウェブサイトからの口コミは集計に含めないこと
自社サイト上で収集した口コミがリッチリザルトの対象となります。
詳細はこちら:クチコミ抜粋「技術に関するガイドライン」
自社に対するセルフサービングな口コミの禁止
自身が運営する企業や店舗に対する口コミをGoogleは「セルフサービング」な口コミと呼び、2019年の仕様変更によりスキーマタイプ localBusiness と Organization(およびそのサブタイプ)に対する口コミのリッチリザルトが表示されなくなりました。
異なるスキーマタイプでの自社関連情報への口コミは可能
組織や企業・店舗自体ではなく個別の商品やレシピ・コースなどに関する口コミは、引き続きリッチリザルトの対象になります。リッチリザルトの対象となるスキーマタイプとしては、その他にも書籍、イベント、How-to、映画、商品などが紹介されています。
自社サイト上であっても自社以外が対象となる口コミは可能
スキーマタイプ localBusiness と Organization(およびそのサブタイプ)であっても、自社以外が対象となる口コミであればリッチリザルトの対象となります。予約サイトやポータルサイトなど、他社のビジネスを紹介するサイトであれば「セルフサービング」とはみなされません。
詳細はこちら:Googleウェブマスター向け公式ブログ
必ず検索結果に表示されるとは限らない
先ほどご紹介した「リッチリザルト テスト」に沿って構造化データが正しく記述されている場合でも、検索時にリッチリザルトが表示されない場合があり、Googleは下記を代表的な原因として説明しています。
構造化データがページの主要内容を表していないか、誤解を与えている可能性がある
構造化データに、リッチリザルト テストを使って検出できない誤りがある
構造化データで参照されるコンテンツがユーザーに表示されないコンテンツである
構造化データを記述したページが、構造化データに関するガイドラインに準拠していない
詳細はこちら:構造化データに関する一般的なガイドライン
*なおこちらの情報は記事執筆時点での最新情報にもとづくものであり、記事内容の最新性や正確性を保証できるものではございませんので、ご利用の際には必ずご自身でグーグルのガイドラインを再確認のうえご利用をお願いいたします。