緑のトンネル(?)を抜けると、離れが見えてきます。離れは明治時代後期の建物と思われていましたが、明治20年より前に建てられた可能性が出てきました。江戸時代かもしれません。この建物も登録有形文化財の1つです。
雨上がりのケヤキ並木と顧想園の緑です。樹齢200年以上のケヤキが並んでいます。40年ほど前に、東久留米市から「東京百景」の候補になった2ヶ所のうちの1ヶ所だそうです。それ以来、この景色は変わっていません。(電気が通ったり、道が舗装されたこと以外、明治の頃から変わっていないと言えるかもしれません...)
漆喰が塗り直された蔵で片付けものをしました。もう一つの蔵では、また古いものを発見しました。かなり古い鯉のぼりです。来年はお披露目できるかもしれません!
シャクナゲと主屋です。2枚目の写真では、新しい茅に差し茅された部分の厚みをご覧いただくことができます。
前庭に咲く紫蘭とシャクナゲ。左に見えるのは明治28年に建った新蔵です。この角度は、自分でも初めて気付きました。
今日はお茶刈りの日です。明け方雨は止み、どうやらできそうです。①ドラマのロケで使用された場所です。③は第二茶園。お茶刈り中です。手前に写っている2列半は刈取り済、それより奥はこれからです。
中雀門(ちゅうじゃくもん)です。大正時代に造られました。最初は国登録有形文化財に登録申請していなかったのですが、文化庁調査官の視察調査の折に申請を勧められて申請し、登録されました。
顧想園は新緑に包まれています。
主屋式台前を通り、左手の中雀門をくぐって奥庭へ。黄緑色に輝くオオモミジが迎えてくれます。3枚目は、少し進んで振り返ったところです。
顧想園には90本の保存樹木があり、そのうち約60本がケヤキです。このケヤキは、近くに他の木がないからか、まっすぐ育っています。
テッセンが咲きました。
昨日の夜、今年初めてアオバズクの鳴き声を聞きました。(ホッホッ、ホッホッ、と...) 姿は見たことがありませんが、今年も来たんだな、と思うと、なんだか嬉しくなります。9月の終わり頃までいてくれるでしょう。
お茶の新芽が伸びてきました。ツツジも満開。もうじきお茶刈りです。
新蔵の前のモミジも、まず赤に、そして緑色になります。右奥には式台前のモミジが見えます。
「みどりの中の文化財」と言っていただいています。日に日に緑が濃くなってきていて、ツツジも咲いています。
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